賠償責任保険とは?意外と知らない基礎知識
賠償責任保険とはどんな保険でしょうか?
賠償責任保険は事故やトラブルが起こって損害賠償を払うことになった場合の保険です。
賠償責任保険の種類には・・・
「個人向け賠償責任保険」
「一般企業向け賠償責任保険」
「特定業務向け賠償責任保険」
「専門職業人賠償責任保険」
「瑕疵保証責任保険」
などがあります。
個人向け賠償責任保険以外は主に企業向けや専門的な職業向けの保険になります。ここでは、専門的なものは省いて主に個人向け賠償責任保険について解説します。
事故やトラブルとはいろんなものが考えられますが、個人向け賠償責任保険保障の対象になるものとして例を上げると
・買い物中に誤って商品を壊してしまった。
・自転車に乗っていて、人にぶつかり怪我をさせてしまった。
・飼い犬が散歩の途中で、他人に噛み付いてしまった。
・スポーツをしている最中に、関係ない人に怪我を負わせた。
など、こういった事故やトラブルで賠償責任を場合、保険金が支払われます。
一般的に個人向けの賠償責任保険は自動車保険や火災保険、傷害保険などの特約として付随しているものがほとんどになります。他の保険の特約として付帯するものですから、保険料は安く、1,000円から2,000円の間のものが多いです。
また賠償額の交渉等行ってくれる示談交渉サービスが付いていることも多いです。もちろん、ついていないものもありますから、新しく契約する際には確認したほうがいいでしょう。
保険金が支払われる場合と支払われない場合の違いは?
すべての事故やトラブルで保険金が支払われるわけではありません。支払われない場合は以下になります。
・契約者を含む保険の対象となる人が故意に相手に損害を与えた場合
・地震や台風などの天災による損害
・戦争や暴動、あるいは喧嘩などで生じた損害
・借りたものを壊した際の持ち主に与えた損害
・仕事中に起きた損害
・保険の対象になる人に与えた損害
・契約者を含む保険の対象になる人の心身喪失による損害
簡単に言ってしまえば、「自動車事故や航空機、船舶の事故」「仕事中の事故」「借りたものへの損害」を含まない日常生活の中で誤って他人への損害賠償請求が生じた場合に支払われます。
基本的に誤って起きたトラブルで、保険対象になる人に損害の責任がある場合は保険金が支払われます。
保険の対象になるはどんな人か?
基本、保険を契約している本人と配偶者、同居の親族、別居の未婚の子が保険の対象になります。もちろん、すべての個人賠償責任保険に当てはまるわけではありませんので、契約の際はきちんと保険範囲を確認しましょう。
また個人賠償責任保険は特約として付帯している場合がほとんどですから、注意する点があります。1つは、知らない間に加入していて重複契約になる場合です。例えば、火災保険と傷害保険の両方に入っていた場合に、どちらにも個人賠償責任保険が付帯している場合などです。この保険は賠償金に対する補償をしてくれるわけですから、重複契約していても、保険金の支払い額が増えたりすることはありません。
無駄な保険料を支払うことになりますので、加入している保険の内容を確認して重複契約しないように注意しましょう。
まとめ
個人賠償責任保険は保険料が比較的安価でその補償範囲が広いと言うのがポイントです。最近は自転車事故などの高額な損害賠償責任が発生するトラブルが多くなっているで、個人賠償責任保険の必要性が増していると思います。そのため自動車保険などの特約としてぜひ加入しておく事をお勧めします。
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