福利厚生もアウトソーシングできる時代!どんなサービスがある?
福利厚生のアウトソーシングサービスを利用する企業が増加しています。
中小企業等では自社で福利厚生を充実させようとしても、一人当たりのコストが高くなってしまいどうしても敬遠されがちです。これを解決できるのが、福利厚生のアウトソーシングになります。
窓口となる代行業者が、多くの企業の注文を束ねることできるため、総注文価格が大きくなります。
結果として、1社あたり1人あたりのコストを大きく下げることが可能になり、高品質で多様なメニューを低価格で実現することが可能になりました。
福利厚生のアウトソーシングを利用すれば、フリーランスや個人事業主でも、低価格で充実した福利厚生を受けることができます。
企業が自社で福利厚生資産を持つ必要がなくなるため、うまくアウトソーシングを利用すれば、経費削減につながります。福利厚生のアウトソーシングには大きく分けて二つの形態があります。
①パッケージプラン
パッケージプランとは福利厚生のメニューの中から個々のサービスを束ねてパッケージ化したプランになります。費用は社員一人当たりの料金を定額で払う形になります。
ほぼ、すべての福利厚生の業務を代行業者に委託するため、企業は福利厚生の業務に関する負担がほとんどなくなります。
代行業者があらかじめ用意したパッケージの中の福利厚生を受けられるプランのため、パッケージに含まれない福利厚生を受けることはできません。パッケージプランを利用する場合は社員のニーズに合っているかをよく検討する必要があるでしょう。
②カフェテリアプラン
カフェテリアプランはあらかじめ利用可能なメニューが決まっているパッケージプランとは違い、利用する従業員一人一人が自分が利用したい福利厚生のメニューを選択可能なプランになります。
カフェテリアプランでは一人当たりの予算をポイントとして付与し、ポイントを消費することで、利用したい福利厚生のメニューを選びます。
あらかじめパッケージ化された福利厚生ではメニューが画一的で種類が少ないと、ニーズに合わないため利用する社員がほとんどいないなど問題が起きやすく、福利厚生の費用が無駄になりやすいという欠点がありました。
カフェテリアプランでは、ポイントの範囲内ではありますが、豊富な福利厚生のメニューの中から、社員が利用したい福利厚生を選択できるため、自分の受けたいサービスを利用できます。
アウトソーシングのデメリットを把握してうまく利用する
パッケージプランの場合はニーズにあったパッケージを選ばないと、福利厚生が利用されず費用が無駄になってしまいます。
カフェテリアプランの場合は、利用しなかったポイントを繰り越すことができない場合が多く、ポイントが無駄になってしまうことや、メニューが多すぎてうまく利用できないことも考えられます。それぞれのプランごとのメリット、デメリットを良く理解して上手に利用するようにしましょう
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