5分でわかる!国税と地方税の違い
我々にも馴染み深い「国税」と「地方税」。しかし馴染み深い言葉とは言え、両者の違いははっきりと答えることができない方も多いと思われます。今回はそんな「国税」と「地方税」はいったい何がどう違うのか?という部分について解説していきます。
国税と地方税の違いとは?
国税は国がかける税金、地方税は地方自治体がかける税金です。
国税、地方税ともに多くの税目がありますが、大きく分けると3つに分けられます。
・所得に対する税(直接税、収入にかかる普通税)
・消費に対する税(間接税、消費、流通にかかる普通税)
・資産等に対する税(直接税、財産にかかる普通税)
それぞれに国がかける税金の国税と、地方自治体がかける税金の地方税とがあります。
財務省ホームページ
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/001.htm
直接税とは、納税義務者と税金を実際に負担するものが同じ税金です。所得税、法人税など。
間接税とは、税の負担が次々に移っていく税金です。
直接税、間接税など一般的な経費のために課税されるのが普通税で、特定の目的のための税金が目的税です(自動車取得税、軽油取引税、入湯税など)。
会社にお勤めの多くの方は、毎月確認しているお給料明細に「所得税」「住民税」が引かれているかと思います。その2つの税金も納付先は違っているわけです。
・所得税⇒国税
・住民税(市町村民税+都道府県民税)⇒地方税
*東京23区では特別区民税と呼びます。
つまり国に納めるのが国税、地方に納めるのが地方税。
もう少し説明をしますと、
所得税や消費税、相続税など、日本で生活する上での原則的な税金が国税。固定資産税、自動車税など保有の個人差があるものは、住んで生活する地域ごとに地方税を課せられます。住民票を置いている地域に納めるは、その地域ごとの住民税は地方税になります。また地方税の中には、住民税のように都道府県と市区町村両方に納めるものもあります。
そして消費生活上をするうえで、必ず支払っているのが消費税。この2種類の税金が国・地方の税収となり、私たちの生活を支えているんですね。
いかがだったでしょうか?
税金関連は意識的に遠ざけてしまっている人も多いと思いますが。私たちにとって関わりの深い単語も多く出てきました。そのためこれらの一般的な知識は頭の中にインプットしていて損は無いですね。”
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