優秀な顧問税理士を探すポイント

優秀な顧問税理士を探すポイント

相性の良さと人間性を良く見る

顧問税理士の選び方として相手との相性の良さを見極める必要があります。
人間同士である以上、そこには必ず相性というものがあります。

一緒に仕事をしていく上で相性が良くない人間を顧問税理士にしてしまうと、仕事がスムーズに行かなくなるといったケースも少なくありません。
中には仕事上の付き合いだからとドライに割り切る人もいますが、共に仕事をするパートナーですので相性は重視するべきポイントです。

そのほかにも人間性も選ぶ上での重要です。
税理士の中には長く仕事をしていく中で無意識のうちに自分の立場が経営者よりも上と認識してしまう人も少なくありません。

このような税理士は上から目線の物言いになったり、偉そうな態度を取るなど感じが悪くなります。
同等の立場で付き合える人でないと仕事にも支障が出るのでこういった税理士は避けるべきです。

迅速な対応とわかりやすい説明ができるか

仕事に対しての迅速な対応ができるかも顧問税理士の選び方として重要なポイントです。

経営者と税理士の関係は信頼関係があってこそ成立します。
日常のやり取りにおいて、こちらからの連絡にすぐに折り返しの連絡が来ないのであればその人は優秀な税理士とはいえません。

仮にその時点で忙しかったとしても、遅くても翌日の午前中には連絡をするのが一般的です。

日常においてスムーズに連絡が取れないようでは、急な税務署の査察などの際に困ることもあるので、常に連絡が取れる人を雇うことが望ましいです。

税理士にとって説明の上手さも重要です。
こちらがわからないことを質問した際に、専門的な言葉や理屈をこねる人はあまりいい税理士ではありません。

こちらが素人であることを考慮してわかりやすく説明をして適切な改善点をアドバイスしてくれるような人を選びましょう。

経営者の立場になって考えてくれるか

税理士と経営者は仕事上の立場は違います。
しかし、共に仕事をしていくパートナーとして、こちらの立場になって考えてくれる人こそが優秀な税理士といえるでしょう。

税理士の仕事は経営者を守ることでもあります。

経営における苦労などをわかってくれて税務署から自分を守るために全力を尽くしてくれる、そういった税理士と共に仕事をすることでこちらも信頼をすることができるのです。
自分の事業について知識を身につけてくれるかどうかも大切です。

税務署は調査において仕事内容についての細かく質問をしてくることも多く、その際に自分の事業についてしっかりと知識を身につけてくれていれば安心して任せることができます。

顧問税理士の選び方としてこのような部分を抑えておくことが大切です。