創業支援で受給できる補助金の種類は?
創業時に活用できる補助金は大きく分けて3種類
1. 経済産業省系の補助金
「創業・第二創業促進補助金」「小規模事業者持続化補助金」「ものづくり補助金」
起業支援、地域活性化、女性若者活躍支援、中小企業振興、技術振興の施策を目的にしたものです。
2. 自治体独自の補助金
都道府県、市区町村などの各自治体が、地域産業振興などを目的にして独自の補助金を実施していることがあります。積極的に行っている自治体と、そうでない自治体の差が大きく、補助金の内容は多岐にわたることもあります。どんな補助金があるのか、管轄自治体の補助金をチェックされることをお勧めします。
3. その他
大手企業や財団などが独自の補助金制度を実施していることがあります。1や2に比べて、募集案件が少なかったり、案件事態が決まっていたりと、極めて厳しい制度といえます。
創業時に受給できる補助金の「創業・第二創業促進補助金」は、新たなニーズを興す創業と事業継承の新事業、新分野への展開を支援する補助金です。
平成28年度の創業の補助金実績では、創業に関する経費の一部を最大200万円までもらうことができます。補助率2/3、補助金額は100万円以上~200万円までと上限、下限が設定されています。また申し込み資格や補助対象経費なども細かいルールが設定されています。
創業者も使える「小規模事業者持続化補助金」という制度もありますが、創業手帳(http://sogyotecho.jp/)運営会社 ビズシード株式会社 保坂様に伺ったところ、2014年が40%、2015年にはわずか5%といった減少傾向(2016年数値は未確認)を鑑みると、一般的な創業者には活用できる見込みは少ないといえそう、とのご説明がありました。
今後の公募情報をご確認いただければと思います。
http://www.meti.go.jp/information_2/publicoffer/27hosei/27hosei_PR_18.pdf
上記資料のように、「小規模事業者持続化補助金」全国商工会連合会、日本商工会議所が一体となって支援している補助金なので、各地域ごとに相談窓口がありますので、詳細は下記にお問い合わせください。
●日本商工会議所http://www.jcci.or.jp/
●全国商工会連合会 http://www.shokokai.or.jp/
「ものづくり補助金」は、革新的なサービス開発・試作品開発を行う中小企業・小規模事業者の設備投資を支援する補助金です。主に設備投資、新たに購入する機械などの購入費を2/3補助するなどの制度です。
補助金申請のポイント
・経営力向上計画の認定を受けると審査時に優遇されるので、あらかじめ認定を受けておくのが良いでしょう。
・創業補助金は創業前でも申請できますので、早めに申請書類を準備しましょう。融資申請書類として使える場合もあります。
・補助金は公募期間があり、短いものが多いとされています。案件によっては、競争率が 高いものもありますので、しっかりとした事業計画書を作成する必要があるようです。また審査のポイントや補助金申請書独自の記入方法なども、事前にチェックすることをお勧めします。
以上が創業支援で受給できる補助金の種類とプラスで申請時のポイントでした。難しいように感じられがちな補助金関連ですが是非挑戦してみてください。
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