ここを押さえて質を上げる!事業計画書の書き方
事業計画書は基本的な構成は大体決まっています。
簡単に挙げてみますと
1 事業概要
2 会社概要
3 製品とサービス
4 市場分析
5 戦略
6 経営概要
7 収益計画
このような形となるでしょう。
このようなひな形などはネットで検索すれば事業計画書のテンプレートなどが簡単に見つかります。しかし、テンプレート通りに作るだけでは質の高い事業計画書は作れません。
事業計画書は基本的に第三者に会社概要や事業内容等を説明するための書類です。金融機関等から融資を受けるためには事業計画書は必要不可欠で、事業に説得力を持たせるものでなければなりません。
事業計画書には必要な情報が盛り込まれていることは当然ですが、説得力を持たせるためには、押さえておくべきポイントがあります。どの部分に力が入らなければならないかを解説していきます。
事業計画書はサマリーを作成
事業計画書には事業全体を1分で説明できるようにサマリーを作っておくことが大事です。事業のプレゼンの時間が5分くらいしかない場合は珍しくありませんし、そもそも長々と語らないと理解できないような説明では、聞いているほうは興味を持ってくれないでしょう。
1分で事業内容を説明することができれば、相手がしびれを切らすような事はありませんし、個々の説明項目も理解されやすくなります。
実行計画が具体的で明確であること必須
事業計画書はこれから行うことについて書くため、内容が抽象的になりがちです。だからこそ計画を進めるために、具体的に何を行っていくかが示されていない事業計画書では説得力がありません。
事業内容全体をすばやく理解出来るように作ることが重要ですが、読んだ人間が実際に行動できるような具体的な事業計画書を作成しなければなりません。
採算性がある収益計画を立てる
いくら具体的に実行できるよう事業計画書を作ることができたとしても、収益計画がきちんと採算性があるものになっていなければ台無しです。ビジネスは利益を上げることが目的のため、きちんと採算性の収益計画を立てておく必要があります。
収益計画は今後のビジネスの予測になるため、楽観的な予想だけでなく上手くいかなかった場合のシナリオを用意しておいた方が良いでしょう。
最悪でも「この程度の利益は見込める」と示しておくことでより説得力が増します。
客観的なデータで説得力をつける
いくら具体的に実行でき、そして採算の取れる事業計画書を作成しても、客観的なデータに基づいた事業計画書でなければ説得力がありません。事業計画書は予測なしに語ることは出来ませんが、予測に説得力を持たせることが出来るかどうかは客観的なデータに基づいているかと言っても過言ではありません。
市場規模や競合他社の数字情報など、客観的なデータを収集し立てた予測だからこそ説得力を持つのです。
まとめ
事業計画書は短時間で事業概要を説明できるように作られていることが大事です。その上で説得力を持たせるためには、具体的で採算性が取れ、かつ客観的なデータを元に作られていることが大事です。
これらを意識して事業計画書の作成に取り組んでみましょう。
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